【知らなきゃ損⁉】楽天銀行と楽天証券で行われた改悪について解説

お金
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楽天銀行と楽天証券にはいつもお世話になっている」、ききです。

つい先日、楽天銀行から一通のメールが届きました。
その内容に驚いた方も多いと思います。
肝心の中身はというと、楽天銀行の金利改定の話でした。

楽天証券のサイトを見てみると、こちらでも改定が行われていました。

Twitterでも「楽天銀行」と「楽天証券」の2つの単語がトレンド入りしており、みなさんの注目を集めていることが分かりました。

この記事はこんな方におすすめです!

・楽天銀行をメインバンクとして使っている人

・楽天証券で投資をしている人

・マネーブリッジを設定している人

・ハッピープログラムにエントリーしている人

実際にこの改悪が影響し、損をする人としない人がいるので

どんな改定が行われたのか
どんな人に影響があるのか
影響がある人はどうすればよいのか

について解説していきます!

ぜひ、最後までご覧ください。

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楽天銀行の金利改定

銀行

今回改定が行われたのは、マネーブリッジ設定時における「普通預金金利の優遇金利改定」です。

マネーブリッジとは?

マネーブリッジとは
楽天銀行」と「楽天証券」を連携させることで使える6つのサービス・機能の総称です。
その6つのサービス・機能とは、
①優遇金利適用
②自動入出金(スイーブ)機能
③ハッピープログラム
④残高表示サービス
⑤投信あんしんサービス
⑥らくらく入出金

です。

このマネーブリッジを設定しておくと、通常時0.02%の金利が0.10%と5倍に上がります!

メガバンクの普通預金金利は0.001%のところが多いので、マネーブリッジを設定すると楽天銀行の普通預金金利はメガバンクの100倍になります。

今回の金利改定の内容

ところが、今回の改定ではこの優遇金利が変更されることになりました。
具体的には次の通りです。

今までは、
普通預金残高に関係なく、一律年0.10%(税引後年0.079%)

だったのが、

2022年4月1日から、
普通預金残高が300万円以下の人
⇒年0.10%( 税引後年0.079%)

普通預金残高が300万円を超える部分
⇒年0.04%(税引後年0.031%)

となります。

つまり、普通預金残高が300万円以下の人は特に影響がないため気にする必要はありません!

しかし!
普通預金残高が300万円を超える人はその超えた部分については大幅に金利が下がってしまうため対策が必要です。
効果的な対策を後ほどお伝えします。

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楽天証券の改定

楽天証券の改定内容は、ハッピープログラムの対象である投資信託における進呈ポイントの条件変更でした。
そもそも、ハッピープログラムとは何かご存知でしょうか?

ハッピープログラムって?

ハッピープログラムとは
残高や取引回数に応じて、「ATM手数料」や「振込手数料」が無料になるサービス
です。

ハッピープログラムには会員ステージというものがあり、上のステージに上がるほど「ATM手数料」や「振込手数料」の無料回数が増える仕組みになっています。

会員ステージと各手数料の無料回数は次の通りです。

ハッピープログラム
出典:楽天銀行

ハッピープログラムでは、この対象の取引に楽天証券の取引も入っています。
今回改定されるのはこの楽天証券の取引についてです。

今回の改定内容

今までの楽天証券での投資信託でもらえるポイントは、以下の画像のように、「保有残高に応じて毎月自動」でもらえていました。

楽天証券での投資信託でもらえるポイント
出典:楽天証券

しかし!
これからは、達成残高に応じて1回きりのポイント付与になります。

2022年4月1日からの投資信託でもらえるポイント
出典:楽天証券

これにより、今まで毎月もらえていたポイントがごっそりなくなってしまうため資産が多い人ほど大ダメージとなってしまいます。

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効果的な解決策

楽天銀行の改定に対する解決策

普通預金残高が300万円以下の人は、今回の改悪に影響されないのでそのままでOK!

普通預金残高が300万円以上ある人は、その300万円を超えた部分の金利が0.04%と大幅にダウンしてしまうため「別銀行の利用」を検討する。

別銀行としておすすめの銀行は
①あおぞら銀行
②auじぶん銀行
の2つの銀行です。

それぞれの銀行の特徴を解説していきます。

あおぞら銀行

あおぞら銀行の特徴は次の3つです。

普通預金の金利が業界No.1の年0.2%
⇒あおぞら銀行の普通預金金利は、「一定の残高以上」を維持する必要や「取引条件」もなく、全員に適用される金利です。

ゆうちょ銀行ATMを利用した入出金の手数料無料

⇒全国のゆうちょ銀行ATMを利用した入出金が何度でも無料です。
 こちらも「残高基準」や「回数制限」など一切ありません。


他行宛の振込手数料無料優遇サービス

⇒こちらは、お預け入れの残高や当行全店の投資信託残高の保有状況、Visaデビットお取り引き状況に応じて「最大3回まで無料」となります。

楽天銀行の方が、コンビニATMが使えたり他行宛振込手数料の無料回数が多かったりとメリットは大きいですが、貯蓄用の銀行として利用するならそこまでデメリットにもならないので、おすすめです!

auじぶん銀行

auじぶん銀行の特徴は次の4つです。

業界最高水準の高金利0.2%
⇒ただし、通常の金利は0.001%
 0.2%になるためには、au PAY アプリとの連携、au PAY カードの引落とし、auマネーコネクト設定の3つのサービスを連携させる必要がある。


原則24時間365日利用可能

提携ATMが多く、利用しやすい
⇒三菱UFJ銀行、セブン銀行、ローソン銀行、イーネット、ゆうちょ銀行と提携している


定額自動サービス
⇒毎月1万円から他行口座のお金をauじぶん銀行に入金できます。

auじぶん銀行で金利を0.2%にするためには、3つのauサービスと連携する必要があるためauユーザーでない方には難しい条件となります。

なので、おすすめは「あおぞら銀行」です。

僕自身、現在楽天銀行をメインバンクとして使っているので、300万円を超えそうになったら「あおぞら銀行」の口座開設を視野に入れていこうと思います。

楽天証券の改定に対する解決策

資産が少ない人はポイントの影響が少ないので特に慌てなくてOK!

資産が多い人は、SBI証券と併用するか移管するか考える必要があります。

\SBI証券なら/

投資信託の保有残高に応じて
ポイントが貯まります!

SBI証券での投資信託でもらえるポイント
出典:SBI証券

SBI証券では、TポイントPontaポイントがもらえます。

また、「投信お引越しプログラム」が恒久化されたので移管しやすくなりました。

投信お引越しプログラムとは
他社で保有する投資信託をSBI証券に移管すると、通常支払わなければならない「移管手数料」をSBI証券がキャッシュバックしてくれる制度です。

これにより、実質無料でいつでも移管が可能になりました!

ご自身の保有残高によってどうするかを考えていく必要がありそうですね。

まとめ

今回お伝えしたこと!

・楽天銀行の普通預金金利改定 0.10%→0.04%

・楽天証券の投資信託保有時にもらえるポイントが残高初回達成時のみ

・貯蓄用銀行のおすすめは「あおぞら銀行

・楽天証券で保有の投資信託は、SBI証券との併用や移管も視野に入れる。

楽天銀行や楽天証券のみに関わらず、大掛かりなキャンペーンを行った後には、企業も必ずどこかで回収をしなければなりません。

1つのサービスに固執するのではなく、あくまで生活や資産を豊かにするツールとしていつでも他の選択肢を持っておくことが大切ですね。

その時々で自分の生活に最適なサービスを利用していきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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